今まで使っていたガスファンヒーターが急に寿命を迎えると、
修理が終わるか新しい暖房器具を用意するまで寒さに耐える必要があり、非常に厳しくなります。
- いきなり故障して慌てないために
- また異常なく長持ちさせるために
ガスファンヒーターの寿命とお手入れ方法について知っておくことが大事でしょう。
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ガスファンヒーターの寿命
最初に結論から言ってしまうと、
ガスファンヒーターの寿命は一般的に8年から10年程度
になります。
この年数を超えると、
- どこかが故障する頻度が高くなる
- 今まで静かだった稼働音が大きくなる
- 燃費が以前より悪化してランニングコストが高くなる
- 暖房機能が低下する
など、何らかの形で不具合が目立ち始めるでしょう。
自由なメモ
ただし、これは使用期間が毎年12月から2月までの3ヶ月間未満で、1日4~5時間程度使用している場合の目安です。
北国で寒い期間が長かったり、1日の使用時間が長ければ当然寿命も短くなりますし、
逆にとても寒い日にしか使わなかったり、長くても1日2・3時間しか使わないならもっと長持ちします。
10年使用したら買い替えがおすすめ
丁寧にお手入れをすれば更に寿命は伸びますが、
それでも10年を過ぎたら買い替えを考えるべき頃合いですし、15年も経ったら早く買い換えるべきでしょう。
物持ちがいいのは良いことですが、無理に使い続ければ大きな事故にも繋がるリスクが出てきますし、
性能が大きく進歩しているはずなので、ランニングコストが安くなる可能性も高いです。
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ホースの劣化にも注意
ガスファンヒーター本体だけではなくホースの劣化にも注意しましょう。
ホースに異常があると、そこからガスが漏れて非常に危険です。
定期的にホースの確認もしましょう。
ガスファンヒーターのお手入れ方法
ガスファンヒーターを長持ちさせるためには、こまめなお手入れを心がける必要です。
基本的で必要となるお手入れ方法は主に2つ、吹出し口のホコリ取りとフィルターの掃除になります。
掃除の前準備
どちらをする場合でも、
- ガスの元栓を締める
- 電源を切って吹出し口から風が出ていないことを確認する
- 電気コンセントを抜く
を行わなければ危険です。
また、ひどい汚れが付いている場合でも、ベンジンやシンナー等石油成分を含む汚れ落としを使用すると、
数週間嫌な臭いがするようになってしまうので避けるように気をつけましょう。
吹出し口のホコリ取り
吹出し口のホコリ取りは、ガードを外してから電気掃除機で直接ホコリを吸引してしまって大丈夫です。
ホコリを取り除いたら雑巾で乾拭きすれば完了です。
外側へと風が吹き出していく性質上頑固な汚れは付きにくいですが、
もし汚れが酷い場合には一度水拭きしてから、乾いた雑巾で丁寧に水分を拭き取れば良いでしょう。
フィルターの掃除
機器の背面にあるフィルターは、固定しているネジを外して取り外した状態で掃除をします。
これも大まかなゴミやホコリは掃除機で吸い取り、取り切れなかった目の詰まりは柔らかいブラシで取り除きましょう。
油やヤニでホコリが固まっている場合は、ぬるま湯に中性洗剤を入れて洗ってから陰干しし、
完全に乾燥したことを確認してから取り付けてましょう。
フィルター掃除が必要になるとライトが点滅して知らせる機能のあるガスファンヒーターも多いです。
ただしガスファンヒーターを長持ちさせたいなら、フィルターのこまめな掃除はとても重要になります。
お知らせ機能に関係なく月に1度は掃除を行うべきでしょう。
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おすすめガスファンヒーター
ノーリツ
シンプルな作りで、コストパフォーマンスに優れています。
とりあえずどれを買えばいいか迷っている人におすすめです。
都市ガス用
プロパンガス用
リンナイ
スイッチオンから5秒で温風が出る急速暖房機能が付いています。
早く温まりたい人におすすめです。
都市ガス用
プロパンガス用
イワタニ
カセットガスで動くガスファンヒーターで、工事不要で持ち運びも簡単です。
手軽に使いたいという方におすすめです。
まとめ
ガスファンヒーターを長持ちさせるための清掃はどちらも1ヶ月に1度、一緒にお手入れをしてしまえば、十分長持ちさせることができるはずです。
また、寒さが和らいでガスファンヒーターをしまう時や、逆に寒くなりしまっていたガスファンヒーターを使い始める前にも、
これらのお手入れはしておきでしょう。