水を入れて、そのまま置くだけで部屋を加湿してくれる「素焼き加湿器」。
手入れが簡単で最近注目の加湿器です。
そんな素焼き加湿器にカビが生えてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
この記事を読むことで素焼き加湿器のカビの原因やお手入れ方法が分かり、対策ができるようになります。
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素焼き加湿器の仕組みは?
素焼き加湿器は陶器の部分と下のお皿部分に分かれているものが多いです。
素焼き加湿器はまず、陶器部分に水を入れます。
すると陶器部分に水が染み込み、色が変わってきます。
染み込んだ部分から水が蒸発して気化するので、加湿の役割ができるという仕組みになっています。
自然に優しく種類も豊富
電気もいらない、自然に優しいというメリットもあるんですよ。
キャラクターものからオシャレなインテリアとして映えるものまで、幅広い種類があるのも魅力ですね。
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カビが生える原因
お手入れが簡単と言われている素焼き加湿器ですが、カビが生えてしまうこともあります。
カビは水分が大好きです。
水を放置していると、どうしてもカビが発生してしまいます。
カビが生えるのは仕方ないこと
陶器に染み渡ったとはいえ、お皿に水が溜まりますし、陶器の部分も長い間水分が含まれる状態になるので、
カビが発生するのは仕方ないことなのです。
また、カビではありませんが、水道水に含まれるカルキ(カルシウムやミネラルなど)という白い塊も発生します。
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カビが生えた場合のお手入れ方法
カビが生えた場合のお手入れ方法を紹介します。
キッチンハイターなどカビ除去剤を使う
キッチンハイターやカビを除去する薬剤を使用するのが一番効果的です。
キッチンハイターを吹きかけて10~15分ほど放置します。
これですすげば、完了です。
頑固なカビにはカビキラー
もしキッチンハイターなどでも落ちない場合は、さらに強力なカビキラーなどのカビ除去剤を使用する必要があります。
この場合、眼鏡や手袋、マスクの装着が必要です。
こちらも薬剤を吹きかけて15分ほど放置して、すすぎます。
カルキにはクエン酸が有効
白い塊(陶器によってはピンク)のカルキの除去も紹介します。
カルキにはクエン酸が効果的です。
クエン酸を洗面器などにはった水に大さじ1~2杯ほどいれます。
一晩おいてすすぎましょう。
カルキはとれにくい場合もあるので、少しハブラシやたわしなどを使いゴシゴシ洗うといいでしょう。
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カビが生えにくくするには?
カビが生える前に対策があれば、知りたいですよね。
素焼き加湿器にカビが生えにくくするにはどうすればいいのでしょうか?
長期間放置しない
水分が蒸発するからと言って、放置しているのはいけません。
長期間放置せず、1~2日したら皿の水を出して乾燥させるようにしましょう。
皿の水はこまめにチェックする
皿の水はこまめにチェックして、余分な水分がある場合は取り除きましょう。
日光で日干しする
洗濯物と同じように日光にあてて日干しすると、カビを防止することができます。
使用するとき以外は水を抜いて乾燥させるといいですね。
まとめ
今回は「素焼き加湿器のお手入れ」について調べてみました。
素焼き加湿器は他の加湿器と比べてもお手入れがとても簡単です。
とはいえカビは発生するので、長期間放置するのはやめましょう。
もしカビが発生した場合はキッチンハイターやカビ除去剤を吹きかけて放置し、すすぎましょう。