古今東西、暖房器具には様々な種類や製品が登場していますが、
年々注目を集めているのが動作が静かで空気も汚さないオイルヒーターです。
安全性も高く残す問題は電気代と言うコストパフォーマンスの問題のみ。
昔は本体も高ければ電気代も高いと言われていたオイルヒーターですが、現在はどうなのかを見てみましょう。
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オイルヒーターとは?
そもそもオイルヒーターという名前なのに掛かるのは電気代なの?
と思う方もいるかも知れません。
オイルヒーターは内部にオイルが循環するパイプが組み込まれており、
それを電気で加熱し、それをフィンで放熱することで室温を上げる暖房器具です。
オイルヒーターの特徴
オイルは加熱されながら循環するだけなので外には漏れず、臭いがするわけでもなければ灯油代が掛かるわけでもありません。
電気は主にオイルを加熱するためだけに使われるので稼働音がせず、静かに部屋を温めていきます。
熱を放出するファンも触れると即座に火傷するほどではないので、安全性の高さも魅力です。
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オイルヒーターの電気代は実際どのくらい?
では肝心の電気代はどれくらい掛かるのかが問題です。
一般的には全力で稼働させると1時間に30円以上掛かるのがオイルヒーターと言われていましたが、
近年では温度センサーが搭載されているモデルも増え、それらを利用すれば電気代もそこまで掛かりません。
温度センサーが搭載されているものを1200Wで稼働させた場合、1時間あたり約15円ほどになります。
節電するならセンサー付きがおすすめ
センサー付きのオイルヒーターは常に1200W消費し続けるわけではなく、
センサー付近の空気が設定温度まで温まると自動で暖房をオフにし、オイルの放熱がおさまりオンダが下がってくると暖房がオンになる
と言う動作を繰り返します。
なので記載されている消費電力は高いですが、実際に使用してみると単純計算で出した金額より電気代は大きく下がり、
想像以上に安いということが多いです。
また、1200Wは最大出力の話なので、必要に応じて強弱を切り替えれば、電気代は更に抑えることが出来ます。
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他の暖房器具との電気代の比較
センサー付きのオイルヒーターを選べば意外と電気代は高くないのは理解してもらえたと思いますが、
では他の暖房器具はどうなのか比較してみましょう。
部屋全体の暖房と言えば、
- エアコン
- ガスファンヒーター
- 石油ストーブ
あたりが代表的でしょう。
それぞれを8畳間で1時間使用した場合のコストですが、
- エアコンは約5.3円
- ガスファンヒーターは約12円
- 石油ストーブは約20円前後
となります。
どの暖房器具が節約できる?
エアコンは室温を上げる時には消費電力が増えますが、それを踏まえても電気代はオイルヒーターを大きく下回るでしょう。
しかしガスファンヒーターもオイルヒーターより安いですが、比較にならないほど大きい差ではありません。
石油ストーブと比較すると、石油は相場が移り変わりやすく安くなる可能性があることも考慮しても、
オイルヒーターの方がコストパフォーマンスは良いでしょう。
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おすすめのオイルヒーター
デロンギ
デロンギのオイルヒーターで、オイルヒーターの人気メーカーです。
どれを買うか迷っている人におすすめしたいオイルヒーターです。
アイリスオーヤマ
ミニタイプのオイルヒーターで持ち運びがらくらくです。
狭いところでの使う方や、いろんなところで使う予定の人におすすめです。
iimono117
コストパフォーマンスに優れたオイルヒーターです。
安く済ませたい方におすすめです。
まとめ
高い電気代がネックだったオイルヒーターも、最近では電気代を節約できる設計になっている機種が増えており、
今ではとてつもなく高いというほどではありません。
オイルヒーターより電気代が安い部屋暖房は確かにありますが、
静音性や安全性などのメリットを考えれば、十分選択肢になり得る範囲の電気代に抑えられています。