近年は様々なスタイルのインテリアが増えてきて、インテリアやお部屋のスタイルにこだわる方も多くいらっしゃいます。
そんなおしゃれなインテリアのお部屋にぜひ利用したいのが陶器で出来た加湿器ではないでしょうか。
陶器加湿器は、どんな部屋にも合うものが多くラインナップされています。
部屋の雰囲気に合わせた陶器加湿器を選ぶ事で統一感が生まれ、リラックスできるお部屋作りが出来ます。
スポンサーリンク
陶器加湿器の仕組みは?
陶器加湿器は、その名の通り陶器で作られた加湿器ですが、
電源を必要としないエコタイプの物と、電気を使用するタイプの物が有ります。
電源を必要としないエコタイプ
エコタイプの物は素焼きの陶器に直接水を入れて、陶器そのものから水を気化させることで、部屋を加湿しています。
音が出ず静かなのが特徴です。
陶器のお皿の上に紙のフィルターを置いて、そこから気化させるタイプの物もあります。
電気を使用するタイプ
電気を使うタイプは熱を持たない超音波式が多く、超音波で水を気化させて加湿します。
なかにはアロマディフューザーとしても使用できるものもあります。
どちらも静かで、激しい風が出ないので寝室などでの利用に適しています。
スポンサーリンク
陶器加湿器にカビが生える原因は?
陶器加湿器は、構造が単純なものが多くお手入れが比較的簡単という特長が有りますが、
使用状態によってはカビが繁殖しやすくなります。
水を貯めっぱなしにしている
カビが生える原因として、水を溜めっぱなしにしておく事が挙げられます。
加湿器で無くても水がたまった状態は菌が繁殖しやすい物です。
水はこまめに入れ替えるようにしましょう。
浄水やミネラルウォーターを使っている
浄水やミネラルウォーターの方が綺麗な水だからと陶器加湿器に使用している人もいると思います。
しかし、水道水のように塩素で消毒されていないため、水道水よりカビが繁殖しやすい状態です。
また、気化した水は浄水と水道水ではほとんど変わりありません。
カビの原因になりますので、水道水を使用するようにしましょう。
スポンサーリンク
カビ以外の菌にも注意
水を放置しているとカビ以外の菌の発生の可能性があります。
特に注意が必要なのはレジオネラ菌です。
レジオネラ菌は、本当に稀ではありますが、死亡事故を引き起こす菌ですから侮れません。
加湿をしても菌をまきちらす事になってしまっては本末転倒です。
カビが生えたときのお手入れ方法
上記で説明した電源を必要しないエコタイプのものと電気を使用するタイプに分けてご紹介します。
電源を必要としないエコタイプ
必要なモノ
- 重曹
- スポンジ
- 使わなくなった歯ブラシ(あれば)
まずはスポンジに重曹をつけて優しくこすりましょう。
これだけでカビは十分除去できます。
重曹は人体に無害であり、消臭効果もあります。
また、重曹には研磨作用が有りますので、固まってしまったカルキ除去にもピッタリです。
紙フィルターなど使用しているタイプであれば、紙フィルターにもカルキは着くので、
使わなくなった歯ブラシなど使用すると効率的です。
ただし固まったカルキを取り除くときはこすっても良いですが、それ以外は優しく洗いましょう。
洗った後は乾くまで天日干ししてください。
スポンサーリンク
電気を使用するタイプ
必要なモノ
- ぬるま湯(3Lくらい)
- クエン酸20g
- スポンジ
- 重曹
電気を使用する加湿器には、クエン酸がおすすめです。
カビ臭さの消臭効果もあります。
まずぬるま湯3Lにクエン酸20gを溶かし、タンクに入れ運転します。
クエン酸は人体に無害ですが、すっぱい臭いがでるので換気が必須です。
1時間ほど運転したらタンクを水洗いします。
スポンジに重曹をつけてこすってあげましょう。
ここで注意点ですが、あまりガシガシやってタンクにキズをつけないようにしてください。
キズにカビがつきやすくなるためです。
こちらも洗った後は乾くまで天日干ししましょう。
スポンサーリンク
カビが生えにくくするには?
カビはどうしても生えてしまうモノですが、少しのポイントを抑えておくことで、生えにくくさせることは可能です。
水をこまめにかえる
まず、加湿器の水はこまめに取り換えましょう。
使用ごとに変え、三日に一回はタンク内を洗浄すれば安心です。
水道水を使用する
上記で説明した通り使用する水は、水道水が良いでしょう。
これは水道水に含まれる塩素がカビの発生を抑える効果が有るためです。
まとめ
インフルエンザや風邪を予防するためにも陶器加湿器を利用してみましょう。
冬には大活躍のアイテムですが、きちんとお掃除しないと逆効果になってしまいます。
長く綺麗な状態で使用するためきちんとお掃除やお手入れをしましょう。