定期的な清掃でキレイに!
加湿器を調べてみると、ハイブリッド式という言葉を目にすることはありませんか?
ハイブリッド式は、今までの加湿器の良いところを上手く組み合わせた方法です。
ここではハイブリッド式のメリットやデメリットを解説します。
加湿器を選ぶ際は、ハイブリッド式を選択肢に入れて検討してみてはいかがでしょうか?
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加湿器のハイブリット式とは?
ハイブリッド加湿器とは、従来の熱を加えず加湿するタイプの加湿器をベースに改良を加えた加湿器です。
熱を加えない加湿器は、高熱を加えてスチームを吹き出すスチーム式の加湿器のデメリットである吹き出し口が熱くなることや、
電気代がかかることを解消するためにできた加湿器ですが、加湿が弱いなどのデメリットもありました。
ハイブリッド式は熱を加えないタイプの加湿器に対して安全性を保って熱を加えたことで、2つの加湿のやり方を上手く組み合わせた方法です。
方法を組み合わせているため、ハイブリッド式と呼ばれています。
ハイブリッド式には、従来の熱を使わない気化式と超音波式のそれぞれをベースにして加熱する2種類があります。
気化式+加熱式
フィルタを水で湿らせて加湿させる気化式のフィルタ部分に温風を送ることで熱を加えます。
超音波式+加熱式
水のタンクに振動を加えて霧のようにした水分を吹き出して加湿する超音波式のタンク部分にヒーターで熱を加えます。
他の加湿器の種類についてはこちらでご紹介しています。
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加湿器の仕組みは?4種類の特徴をまとめて紹介!
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ハイブリット式のメリット
ハイブリット式のメリットは、大きく分けて3つあります。
加湿力
ハイブリッド式のメリットは、熱を加えない2種類の加湿器どちらと比較しても湿度が上がるまでのスピードが早い事です。
フィルタや水のタンクのなどに熱を加えることで水分が気化しやすくなって加湿のスピードが早くなりました。
特に電源を入れた直後の加湿の立ち上がりや広い空間を加湿する能力が高まっています。
安全性
加熱する部分は加湿器の内部にあり、温度もスチームで加湿する加湿器よりは加える熱の温度が低いです。
そのため、加熱してもスチームで加熱する加湿器のように吹き出し口が熱くならない事もメリットです。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭ではおすすめな点です。
電気代
中には加熱をOFFして加湿する設定ができるものがあり、電気代を抑えることもできます。
湿度をおまかせでコントロールする設定の時には、必要な時だけ加熱するようにできています。
このように、必要な時だけ加熱することで省電力につながります。
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ハイブリット式のデメリット
ハイブリッド式のデメリットは、大きく分けて2つあります。
価格
加熱の機能が付いている分、従来の加湿器よりは本体価格が高くなります。
本体内部に熱風を送るファンや、ヒーターを入れる必要があるためどうしても本体価格は高くなってしまいます。
また、加熱するのでその分は電気代も高くなります。
メンテナンス
従来の気化式や超音波式の加湿器のをベースとしているため、従来のデメリットをそのまま受け継いでいるのがメンテナンスが必要な所です。
メンテナンスを怠り続けているとフィルタや加湿器の内部にカビが生えて、衛生的に悪くなります。
定期的にしっかりとメンテナンスして、良い空気を出すようにしましょう。
加湿器の洗い方はこちらでご紹介しています。
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加湿器の洗い方や清掃頻度は?簡単に汚れが落ちる方法を紹介!
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おすすめの加湿器
象印
一度沸騰させることで、殺菌し綺麗な水蒸気を発生させることができます。
また、ポットと同じ構造になっており、お手入れも簡単で使いやすくなっています。
アイリスオーヤマ
アロマが使える加湿器で、アロマも一緒に使いたい方におすすめです。
シンプルな作りでコストパフォーマンスに優れている商品です。
シャープ
プラズマクラスター搭載のシャープの加湿器です。
給水方法が上から注ぐがタンクに補充するか選べるので、生活スタイルに合わせてご利用できます。
まとめ
冬の時期に喉が痛くなったり肌が突っ張ったりする原因の1つとして乾燥が考えられます。
冬の体調不良を乗り越えるためにも、加湿器はとても重要な物の1つです。
自分に合った加湿器を選んで加湿器を上手く使いこなしましょう