エアコンをスマホで遠隔操作できます!
物持ちは良いというのは基本的には良いことですが、古いエアコンを使っていると気になるのが電気代です。
新しいエアコンに買い換えれば電気代も抑えられるとは聞きますが、実際どれくらい違うのかわからない方も多いでしょう。
参考にするためにも、何円くらいの差が出るのかをご紹介します。
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10年前と最新のエアコンの電気代の比較
エアコンには製品情報として消費電力量が記載されているので、
10年前と今のエアコンでどれだけ差があるのかの計算は、消費電気量でするとわかりやすいでしょう。
具体的に電気代として計算したいなら、その消費電力に0.027円を掛けると、1時間あたりのおよその電気代がわかります。
ココに注意
最近のエアコンには期間消費電力量と言う1年でどれくらいの電力を消費するかの目安も記載されていることが多いですが、
定義されたのが2013年と比較的新しい基準なので、古い型との比較には不向きです。
計算してみた
最新型として情報の多い2020年のエアコンの消費電力は、平均するとおよそ590W程度になります。
それに対してその10年前にあたる2010年前後のエアコンの消費電力は750W程度です。
それぞれを1時間あたりの電気代に直すと、
- 最新型は15.93円
- 10年前の型だと20.25円
になり、最新型のほうが約20%ほど安くなります。
1日8時間で使用すると考えると、
- 1ヶ月では最新型が3823.2円
- 10年前の型だと4860円
となり、1ヶ月で1040円程度の差です。
1年でエアコンが必要になる時期を多めに10ヶ月程度と見積もった場合、単純計算だと年間約1万円程度の差ということになります。
ココがポイント
実際に使用する場合には最大電力を消費するのは室温を設定温度まで変化させるまでで、
設定温度になってからは消費電力は最低限になります。
最新型のほうが冷暖房機能が強く、稼働開始から設定温度に到達するまでの時間が短いことを考えても、
年間でエアコンにかかる電気代の差額は1万円以内に可能性は高いでしょう。
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エアコンを買い換えるタイミング
エアコンは何年くらい使ったら買い換えるべきかですが、メーカーの基準としては耐用年数は10年が一般的です。
しかし国がエアコンの買い換え時期の統計を取った結果、平均で13.6年という数字も出ています。
エアコンは10年程度は最低限保つものとして考えておき、その後簡単なメンテナンスをしながら使用を続け、
それでも水漏れや異臭に異音がしたり、冷暖房が利きにくくなったら買い換えるといいでしょう。
電気代で考える場合
電気代で考える場合でも、技術が進歩して消費電力をより抑えられるようになるまで時間がかかるので、10年を目安にしておくべきです。
その上で
- 消費電力が他メーカーの製品より圧倒的に低い最新型が出てきた
- 電気代を抑える新機能を搭載した機種が登場
- 電器店でセールをしていて安く買い換えられると言う情報を掴むことが出来た
その時が買い換えるのに良いタイミングと言えるはずです。
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おすすめのエアコン
日立 白くまくん
シンプルな作りでコストパフォーマンス良いです。
安くてシンプルなものが欲しい人におすすめです。
パナソニック エオリア
消費電力が少ないのが特徴です。
節電したい方におすすめです。
ダイキン
コンパクトな設計になっているのが特徴で、
狭いスペースに置きたい方におすすめです。
まとめ
10年前と今のエアコンでは電気代はおよそ20%程度の差が出ます。
本体の価格と取り替えにかかる料金を考えると、買い替えを即決するには難しい差と言えるかもしれません。
ですが20%は決して小さい数字ではないですし、
耐用年数的にも問題が出てきやすくなるので、10年経ったら買い替えを考え始めても損はないでしょう。