乾燥しているお部屋の中では欠かすことができない加湿器。
ですが加湿器の中が意外と汚れていることはご存知ですか。
せっかく風邪をひかないためにお部屋の湿度を保っているのに雑菌を振り撒いていたら意味がないですよね。
そうは言ってもちょっと面倒くさそうな加湿器の清掃。
お掃除の頻度と簡単な洗い方についてご説明します。
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加湿器の清掃頻度
箇所によっても違いますが、水を受けるトレイなどは週に1回はお掃除をするのが理想です。
トレイは水道水が入っているだけなので汚れなさそうなものですが、
水道水にも様々な物質が入っていますので放置していると水垢やカビの原因になってしまいます。
週に1回ほどの清掃をしておけばそれほど汚れが残ったりはしませんのでマメに行っておく方が得策です。
タンク
また、水が入っているタンクについては毎日水を取り替えるのが基本となります。
数日残している水ですと中に雑菌が湧いてしまいますので水蒸気を通してお部屋中に広まってしまいます。
こちらも水を取り替える際にサッとでも洗っておいた方が良いので、タンクについては毎日が清掃ということになりますね。
フィルター
フィルターは機種によって違いますが、フィルターに水を含ませるタイプなどはフィルターもカビが発生しやすいので、
こちらも週に1回は清掃をしておきたいとこです。
ココがポイント
加湿器の種類によっては清掃をお知らせする機能が付いているものもありますので、
お知らせが出たらそこが清掃のタイミングですので面倒でもやっておくのがベストです。
またシーズンオフに入ってしまう時や、これから使うという時もしっかりと清掃をするようにしましょう。
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加湿器の洗い方
加湿器の清掃のメインは水垢を落とすことになりますが、そこで使いたいのがクエン酸です。
水垢は弱酸性のものが弱点となりますが、弱酸性の洗剤で使いやすいのがクエン酸というわけです。
手順
- やり方は簡単でバケツなどの大きめの容器に水を張って、そこに1%分くらいのクエン酸を溶かします。
- 後はそのクエン酸水の中に汚れを落としたいパーツを1時間ほど漬けておけば大丈夫。
- そうすると水垢が落ちやすくなっていますのでお湯で注いであげればバッチリです。
- お家にクエン酸がなければお酢でもいいですが、お酢の場合ですと臭いが残ってしまいますので漬ける時間も短めにして洗う時もより丁寧にすすぐようにしてください。
汚れが落ちない場合
通常の清掃であればこの洗い方で十分ですが、少ししつこい水垢が残っている場合は重曹をオススメします。
- 重曹には研磨作用がありますので水で溶かして使い古しの歯ブラシやスポンジを使って気になる部分を磨いてあげましょう。
- これで固まってしまった水垢でも落とすことができます。
- 汚れが落ちたら水で流して完了です。
重曹はかなり磨けますのでしっかり溶かさないで粉が残っているようですと、こすった箇所を傷つけてしまう場合もありますのでご注意ください。
ココがポイント
また、基本の基本ですが加湿器は水を使うものですのでカビは発生しやすいです。
洗い終わったらしっかりと乾燥させることも忘れないでください。
まとめ
加湿器の清掃は少し面倒に思えるでしょうが、コツを掴んでしまえばそれほど大変ではありません。
放置して汚れが溜まってしまう方が後で苦労しますので定期的な清掃を心掛けましょう。
しっかりと清掃を行えば長く綺麗な状態で使用することができます。